【佐賀県みやき町・天吹酒造】11代目蔵元 木下壮太郎社長をご紹介!

「天吹酒造」×ハンズオンローカルSAKE

天吹酒造といえば、やっぱり「花酵母」!

え?花酵母って何?と思われる方もいらっしゃるはず。

花酵母とは、自然界に存在する「花から分離した天然の清酒酵母」のことで、天吹酒造の木下社長は早くからこの「花酵母」に着目し、一大ブランドを築き上げてこられました。

今回はそんな木下社長をちょっとだけご紹介します♪

気になることが出てきたら、是非オンライン乾杯イベント時に質問してくださいね!

 

天吹酒造

天吹酒造・11代目蔵元
木下 壮太郎さん

天吹酒造公式HP >

蔵について教えてください

天吹酒造

元禄元年(1688年)に創業、今年で333年の蔵です。
創業当時は、余剰米を利用して酒造りを始めました。
北部九州の中央部に位置する佐賀平野は、実り多き肥沃な大地です。
そこで収穫された酒米と脊振山系のまろやかな仕込水を使い、真摯に美酒造りを追求しています。
そうした先人達の努力を継承するとともに、新しい感覚を持った蔵人達の手で個性豊かな酒を誕生させていますが、その代表格と言えるのが花酵母を使ったお酒です。

地域の特徴を教えてください

天吹造 佐賀県 みやき町

弥生時代まで遡ると、私どもの蔵の南側が有明海にあたりますが、この場所は脊振山の東側の海岸線だったようです。
そして、蔵の北側には清水郷と呼ばれる場所があり、脊振山系の伏流水が自噴するほど水が豊富な場所です。

お酒造りに携わり始めたきっかけは何ですか?

天吹酒造

東京農業大学 醸造科で醸造学を学んだんですが、同級生にも酒蔵の子弟が多くいたんですね。
なので会話も自然と身の上話や酒造りに関する事が多くなりました。

また、県内の蔵元では外から戻ってきた後継者が自ら酒造りに携わるというケースが増えていた頃で、それが転換期でした。

私が戻った当初、蔵は県内出荷が90%以上で地元向けの普通酒が中心という状況で、それを県外に出荷するとなれば自分で酒造りすべきだと。
そうして新たな酒質設計をする必要があると考えたことがきっかけです。

今まで造ったベストなお酒を教えてください

天吹酒造

自社の田んぼで有機栽培の山田錦を栽培し、自分で醸した純米吟醸ですね。

それが始まりで、子供たちや消費者の皆さんと田植え~稲刈り~仕込みまで、お米から日本酒に変わるまでの体験をする「お酒とお米の学校」へと繋がっていきました。

酒造りに込める想いを教えてください

天吹酒造 日本酒 酒蔵

「香り豊かなお酒でくつろぎの時間を豊かに過ごしてもらいたい。香りとともにお届けするのが天吹の使命であり喜びである」をテーマに、日本酒を飲むきっかけとなる存在でありたいと考えています。

将来のビジョン

天吹酒造 11代目蔵元 木下壮太郎 社長 ビジョン

酒蔵は地域の風土や歴史の上に成り立たせていただいています。
言うなれば、そこで造られているお酒は地域の顔でもある訳です。

造り手である僕たちが情熱をこめて醸したこの日本酒を、世界の人に飲んでもらいたい。どこに行っても出会えるようにしたいですね。
例えば社員が家族とともに国内や海外旅行をして飲食店を訪れた時、そこに天吹が飲める世界をつくりたいと考えています。

先祖代々受け継いできた酒蔵を孫やひ孫の代と受け継いでいかなければならないので、そのために今の時代を預かる蔵元としてできる事を精一杯やっていきます。

木下社長、想いのこもったコメントを、ありがとうございました!

この続きは是非オンライン乾杯で直接聞いてみてください。 

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