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北陸応援第5弾!【石川県輪島市・日吉酒造店】奥能登輪島の日本酒「金瓢白駒」に復興の想いを馳せる。~オンライン酒蔵留学~

オンライン酒蔵留学とは?

オンライン酒蔵留学は、おうちにいながら地方のお酒の作り手さんとダイレクトにつながって、一緒に乾杯できる日本酒通販サービスです。
作り手さんの想いや人柄も味わうことができ、日本酒を通して「人生の学び」や「新たなつながり」が生まれます。
離れて暮らす仲間と「たのしく学ぶ」ことで、いつものお酒がさらに美味しく味わい深くなっていきます。

・酒蔵見学に行ってみたいけど、時間が取れない…

・もっと色んな日本酒の知識を増やしたい!

・日本酒好きの仲間が欲しい!

・酒蔵を応援していきたい!!

こういった想いを抱いている方には是非おすすめの場です!!

第51回 オンライン酒蔵留学

ハンズオンsake オンライン酒蔵留学 日吉酒造店 石川県輪島市

■日時:1月25日(土)19:00~

■登壇者:日吉酒造店 五代目蔵元杜氏 「日吉 智(ひよしあきら)」

今回は北陸応援シリーズ第五弾。
ご登壇いただくのは石川県輪島市に蔵を構える日吉酒造店さん。
1年前の元日に発生した令和6年能登半島地震により蔵はほぼ全壊。
現在も共同醸造を余儀なくされるほど復興がままならない状況に置かれています。

ハンズオンsake オンライン酒蔵留学 北陸応援シリーズ 能登支援

これまでハンズオンSAKEでは、クラウドファンディングをはじめ、様々な形で能登や北陸の酒蔵を応援させていただきました。
しかし、震災から一年が経過し、現状を知る機会が少なくなってきたのが現実。
改めて酒蔵再建に立ち上がろうとしている日吉酒造店さんから復興の現状や今後の酒造りに対する想いをお話ししていただきたいと思います。

日吉酒造店について


日吉酒造店 石川県輪島市 日本酒 酒蔵
※画像引用元:日吉酒造店HP


大正元年(1912年)創業。
日本三大朝市の一つで知られる石川県輪島市の朝市通りに蔵を構えます。

もともとは小売業でしたが、創業者が夢で金の瓢箪を付けた白馬に「酒造りを始めよ」と告げられたことがきっかけで造り酒屋へと転身しました。

蔵の地下には汲めども尽きない宝の水が湧き出ており、『日本海に最も近い井戸水で仕込んだ輪島の酒』として代表銘柄「金瓢白駒(きんぴょうしらこま)」「おれの酒」「ささのつゆ」などを醸しています。

現在、五代目蔵元杜氏を務めているのが「日吉 智」社長。
能登杜氏の腕により醸される日吉酒造店のお酒は、キレのある辛ロで、後口にかすかな甘さが感じられる飲み飽きのしない食中酒です。

小売店での販売や酒蔵見学など奥能登輪島に根差した酒屋として営んでいましたが、令和6年能登半島地震により被災。
蔵の機能は停止してしまったため、現在は県内及び県外にて共同醸造を行いながら再び輪島の地での酒造りを目指し復興準備を進めています。

日吉酒造店と白馬



日吉酒造店が酒造りを始めるきっかけとなった白馬のお告げ。

実際に創業当初から戦前までは蔵の敷地内で白馬を飼育しており、毎年春祭りには蔵の横にある「馬出し小路」を通り氏神に献馬していたのだとか。

こうした神事との縁もあり、大切に飼育していた白馬と「瓢箪から駒」に縁起を担ぎ、代表銘柄「金瓢白駒」が誕生したのです。

“地産地消”輪島の酒造り

※画像引用元:日吉智 氏Instagram

 

日吉酒造店では、日本海に最も近い井戸水を使用している(※2025年1月時点、被災のため使用不可)ほか、石川県オリジナルの酒米「百万石乃白(ひゃくまんごくのしろ)」金沢酵母など石川県の原料にこだわった地産地消の酒造りを行っています。

「百万石乃白」は、近年の日本酒需要の低迷から地域固有の酒米を使った付加価値の高い日本酒造りが求められ、11年の歳月を経て2020年にデビューした県オリジナルの酒米。

◆高精白できる

◆すっきりとした味わいの日本酒を造ることができる

◆フルーティーで香り高い日本酒を造ることができる

◆山田錦よりも倒れづらく、収量性が高い

上記4つの特徴があり、華やかな大吟醸向きとなっています。

金沢酵母については、全国頒布されている協会14号ではなく北陸三県限定頒布の金沢酵母を使用しており、“さわやかな吟醸香”、“淡麗で優しい甘味”が特徴で能登の地酒を体現しています。

震災からの復興。日吉酒造店に求められるものとは?

※画像引用元:FNNプライムオンライン

 

2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震。
これまでに感じたことのない横揺れでもなく縦揺れでもない、振り回されるような大きな揺れ。
ちょうど蔵の外にいた日吉社長は、蔵が倒壊する様子を目の当たりにすることに。
その後、朝市通りで大火災が起こり8割が焼失、日吉酒造店の目の前で火災は止まり、なんとか二次被害は免れましたが店舗部分を除く酒蔵は全壊となりました。

鉄製の仕込み用タンクや、貯蔵酒が入ったタンクも中のホーローにヒビが入り、使い物にならない。
井戸には砂や泥が混じり、水位が低くなって水が汲めい状態。
ライフラインの復旧も目途が立たず輪島での酒造りは断念せざるを得ませんでした。

現在は、県内県外にて共同醸造でお酒を造っており、店舗の電気も通電したため平日のみ開店しております。
興味のある方は是非輪島の店舗の方に足を運んでみてください。

これからの輪島の酒に求められるもの

日吉酒造店 石川県 輪島市 日本酒 酒蔵
※画像引用元:日吉酒造店Facebook


震災から一年が経過し、今年は復興元年といわれる一年。
日吉酒造店は、輪島で楽しく日本酒を醸し、多くの方々との出会いを大切にする酒蔵にすることを目標に掲げています。
多くの人々が希望をもって奥能登の地に帰ってこられる事、そして新たに住みたいという人々が増えるような街にしていかなければならない。

そのために今後の日吉酒造店に求められるものは何か?
輪島の地酒としての高付加価値、スペックなど、今回のオンライン酒蔵留学で日吉社長が最も気にかけていた部分でもあります。
参加留学生からはこのような意見が出されました。

 

高精白や低精白などのスペックは気になるか?
スペック自体は一応気にしますが、結局は美味しいと思えるのが一番。
やはり地酒に求めるのは、百万石乃白のような酒米を使用するなど地元ならではの酒造りを前面にアピールしてもらえると手に取りやすいです。
石川県の地酒のイメージは?
やはり魚料理に合う旨味のあるお酒。
流行を追うことなく石川らしいクラシカルなお酒を貫いてほしいです。
今後、一升瓶やパウチ、缶など容量の種類を増やしていくべきか?
お酒を飲む目的やシーンによって容量も分かれてくると思います。
レジャーや電車移動時などにはパウチや缶などが持ち運びやすくてありがたいです。
自宅でパーティーする時などは一升瓶の方が使いやすいですし、一升瓶の文化は是非残してほしいですね。


「震災によって日吉酒造店が変化するチャンスを与えてもらった」
被災をポジティブに捉え気持ちを新たに復興への想いを話していた日吉社長。

今後、輪島の地での酒造りを再開し、どのような日本酒を私たちに披露してくれるのでしょうか。
是非今後も応援していきたいです。

輪島の塩で造るクラフトサケ??

能登の酒を止めるな 日吉酒造店
※画像引用元:Makuake
能登の酒を止めるな!被災日本酒蔵共同醸造支援プロジェクト
【第三弾・2024冬】


能登半島地震により酒造りの継続が困難となった酒蔵と全国24の酒蔵が中長期的な共同醸造に取り組むプロジェクト【能登の酒を止めるな!】
全国に能登の酒蔵の名が広まり、昨年は能登や石川県のお酒を口にする人が多くいたのではないでしょうか。

能登の酒を止めるな! 日吉酒造店
※画像引用元:能登の酒を止めるな!Instagram


これまで日吉酒造店も第一弾、第二弾と共同醸造に取り組んでおり、第一弾では、上川大雪酒造(北海道)と「金瓢白駒」を。
第二弾では、藤井酒造(広島県)と「おれの酒」を共同醸造しました。

haccoba craft sake
※画像引用元:haccoba Craft Sake Brewery Instagram

 

そして第三弾はなんとクラフトサケとのコラボ!!
日吉酒造店は、福島県の酒蔵「haccoba Craft Sake Brewery」と輪島の塩を使ったクラフトサケに挑戦します。

クラフトサケとは、日本酒(清酒)の製造技術をベースとして、お米を原料としながら従来の『日本酒』では法的に採用できないプロセス(フルーツやハーブなどの副原料)を取り入れた新しいジャンルのお酒。

今回は福島県産のお米をベースに、輪島産の塩を副原料にしたこれまでにない新感覚のお酒が生み出されることに。
「能登の酒を止めるな!」第三弾も乞うご期待!!♪

私たちに出来ることは酒蔵の想いを知って応援!そして飲んで応援です!!


【日吉酒造店】

928-0001
石川県輪島市河井町2部27の1
TEL:0768-22-0130
FAX:0768-22-9988
HP:https://hiyoshisyuzou.com/

日吉酒造店の日本酒をご紹介!

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※参加留学生提供画像

【1本目】 純米吟醸 おれの酒 Shiro with the moon

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令和6年能登半島地震で被災後、石川県小松市の「加越酒造」と共同醸造し、日吉酒造店のオリジナルレシピに基づき醸した日本酒です。
「おれの酒」には手に取った皆様自身(俺)を表しています。

お米は「百万石乃白」、酵母は金沢酵母を使用。
華やかな香りと米の旨味の調和がとれた辛口の純米吟醸に仕上がっています。
輪島市はふぐの漁獲量日本一であることが有名で、ふぐの一夜干しと合わせて飲んでいただくと絶品です。

ちなみに商品名の「with the moon」とは、共同醸造先である加越酒造の銘柄「加賀ノ月」から取り入れているのだとか。

【2本目】 本醸造 金瓢白駒

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日吉酒造店の代表銘柄。
こちらも石川県小松市の「加越酒造」と共同醸造し、日吉酒造店のオリジナルレシピに基づき醸したもの。

こちらは石川県産五百万石を使用し、辛口ながらも余韻に甘みを感じ、米の旨味が味わえる本醸造です。
食事を一緒に飲んで頂いたり、燗酒にするとより旨味が広がります。

日吉酒造店Q&A

今回の留学中に挙がった日吉社長への質問を一部ご紹介します。

酒蔵を再建するにあたって問題点などはありますか?
再建にかかる資金などの心配はもちろんありますが、震災後に皆様から多くの支援や共同醸造という形で酒造りを継続させてもらっているので、その想いに一生懸命応えていくのが一番の再建への道のりだと思います。
能登の復興に向けて今何が必要ですか?
一番は人材です。
もともと能登の地域は過疎化が進んでいたうえに、震災によりやむなく能登を離れなければならない人が多くいました。
やはり活性化には若手の方の力が必須だと感じます。

オンライン酒蔵留学に参加するには?

 

「もっと酒蔵さんの想いを知りたい!」「オンライン酒蔵留学に興味がある!」という方は、下記よりご参加ください!
毎月異なる酒蔵さんとダイレクトにお話が出来る貴重な場となりますので、推せる蔵が見つかるかもしれませんよ♪
是非皆さんのご参加お待ちしております!

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オンライン酒蔵留学の流れ

①事前にお酒が届く!
・オンライン酒蔵留学をお申し込み後、ご自宅にお酒をお届け。

②オンライン酒蔵留学に参加!
・つくり手さんと乾杯!(ZOOMまたはYouTube LIVE)
・前後半に分けて皆さんと交流しながら推し蔵ポイントを探る。

③全国に飲み友達が出来る!
・オンラインで全国の日本酒ファンと情報交換し、飲み友達が出来る。

過去のオンライン酒蔵留学の様子をまとめたレポートは記事はこちらからご覧いただけますので、是非参考にしてみてください!
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次回もハンズオンポーズで乾杯!

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じゅん 日本酒ライター ものづくりに携わっている傍ら日本酒ライターをしています。
日本酒の美味しさに目覚め、すっかり虜になりました。
是非、日本酒の文化を広めていきたいです♪

趣味:ガラス細工、旅行、フットサル
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