今回は佐賀県鹿島市で333年の伝統を誇る光武酒造場から吉田龍一杜氏をご紹介。
看板商品である「光武」だけでなく、「きまぐれドラゴン」という「今一番挑戦したい日本酒を醸す」をコンセプトにした数量限定商品までも手掛けてらっしゃる吉田杜氏が目指すお酒造りとは?
2022年新春一発目のオンライン酒蔵留学を楽しむため、Check it now!
光武酒造場 杜氏
吉田 龍一 さん
平成27年から杜氏として大抜擢された吉田氏。伝統を重んじながらも、光武酒造場に新たな風を吹き込む貴重な存在。
目次
「光武酒造場」について
光武酒造場の酒造りは、元禄元年(1688年)に佐賀鍋島藩より藩の余剰米の利用法として酒造りを命じられたのが始まりとされています。
企業理念に「酒造りは人づくり」を掲げ「伝統の中からの革新」を合言葉に時流を的確につかみ、昔からの酒造りの伝統は守りながらも一つ一つの製品の品質向上には絶え間のない努力を続けています。
私達はお酒の美味しさが人々の気持ちを豊かにし、沢山の人々が幸せを感じられるような酒造りを目指しています。
佐賀県鹿島市の特徴
農業王国と呼ばれる佐賀県の南西部に位置する鹿島市は、良質の米と水に恵まれ昔から酒造りが盛んに行われています。
また有明海に面していて漁業でも栄え、伝統的な茅葺き屋根の民家が残る漁村集落でも有名です。
酒蔵通りと茅葺の町並みで構成されている一帯を「肥前浜宿(ひぜんはましゅく)」と呼び、ここは国の重要伝統的建造物群保存地区となっています。
新酒の時期に行われる鹿島酒蔵ツーリズムは、お酒を通じて食や文化、歴史を体感できるイベントとして人気で、2日間で 10万人が訪れるほど賑わっています。
お酒造りに携わり始めたきっかけ
前杜氏時代に、酒造りシーズンになると手伝いに入ったことがきっかけです。
お酒造りにおいて、最も辛かったこと
杜氏1・2年目は、色んなプレッシャーから心身のバランスを上手く保てず辛かったですね。
お酒造りにおいて、最も嬉しかったこと
杜氏3年目の29BY、金賞には届かなかったけど春の全国新酒鑑評会での入賞と秋の福岡国税局酒類鑑評会での金賞受賞です。
お酒造りに込める想い・将来のビジョン
敷地内にある井戸水は、多良山系の良質な伏流水で徹底した品質管理が行われていて、原料の洗米から割り水まで水にこだわりを持ってお酒造りをしています。
実り多い佐賀平野で収穫された酒米を使い、米の旨味を活かしたふくよかな味わい、佐賀酒らしい芳醇旨口の酒質を自分達らしく追及していきたいと思います。
最後に
2022年1月15日(土)19:00から、今回ご紹介した吉田杜氏、そして光武専務を迎えオンライン酒蔵留学を開催!
吉田杜氏の挑戦酒「きまぐれドラゴン」に、看板商品「光武」、そしてワイン酵母仕立てで3年熟成させた「琥珀 光武」の豪華三点セットをお届けし、全国の酒蔵留学生と共にオンライン乾杯♪
2022年の一発目は景気良くいかなくちゃ!!!
ぜひ、ご参加ください!