【佐賀・天山酒造】後藤杜氏をご紹介!

佐賀県を代表する酒蔵”天山酒造”の後藤杜氏をご紹介。

三重県四日市市出身で、もともと制御システムのエンジニアを行っていたという後藤杜氏。日本酒が好きになって以来、いつの間にか日本酒を造りたいという思いに変わり、とあるきっかけで天山酒造さんへ。

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天山酒造 杜氏
後藤 潤さん

三重県四日市市出身。
制御システムのエンジニアから、中途で天山酒造に入社。
昔からものづくりに興味があったが日本酒造りの奥深さにいつの間にか虜に・・

目次

  1. 「天山酒造」について
  2. 佐賀県小城市の特徴
  3. お酒造りに携わり始めたきっかけ
  4. 天山酒造との出会い
  5. お酒造りにおいて、最も辛かったこと
  6. お酒造りにおいて、嬉しかったこと
  7. お酒造りに込める想い・将来のビジョン
  8. 最後に

「天山酒造」について

弊社は1875年に製粉・製麺業を営んでいた七田ツキ・利三夫妻が廃業する近隣の酒蔵から酒造業を継承して以来、140年を超える歴史ある酒蔵です。

先代から受け継いだ「不易流行」の精神を最も重んじ、「不易」として創業以来大切にしている地元小城の自然の恵みを最大限に活かした品質本位の酒造りに邁進し、「流行」として時代の流れにあわせて失敗を恐れずに新しい革新的な挑戦を試みていきたいと考えております

佐賀県小城市の特徴

弊社は天山の中腹から湧き出る清冽な伏流水を使用していますが、佐賀の中で一番硬水とも言われるミネラル分が多い中硬水のお水が特徴の一つですね。

佐賀のお酒は甘口が多いと言われる中で、昔からうちのお酒は昔から辛口。

それも淡麗辛口ではなく、濃醇辛口のお酒というのがうちの特徴ですが、その秘密の一つはミネラル豊富な中硬水のお水によるものです。

お酒造りに携わり始めたきっかけ

後藤杜氏

もともとは日本酒は苦手でしたね。

居酒屋などで、とっくりと一緒に出てくる甘ったるい印象があって、どうしても好きになれなかった。

でも飲むこと自体は好きだったので、洋酒だったり、世界各国のビールを飲んでましたね。

ところがたまたま行きつけだった酒屋さんで「やるから持っていかんね」と言われて飲んだお酒がきっかけで、日本酒に興味を持ち始めました。

そのお酒は九州ではなく、新潟の方のお酒なんですが、すっきりしてサラッとしてて、今まで飲んだ甘ったるい日本酒の印象とは全く異なったお酒でしたね。

それから地元三重のお酒を始めいろいろな酒蔵さんのお酒を飲み始めたのですが、メーカーごとに味が全く異なるので、とても面白いと感じました。

日本酒の製造工程にも興味を持って、調べ始めたのですが、調べれば調べるほど逆に全くわからなくなっていったんです(笑)

日本酒の工程フローを見て、どういうことやろー?って思って。

ですが、分からなかったからこそ余計にはまり込んでしまったんですよね。

調べているうちに、いつの日かお酒造りをやってみたいと思うようになっていました。

天山酒造との出会い

後藤杜氏

両親が住んでいる実家が山口県の下関なんですが、ある年の12月に実家に里帰りしていました。

その時、福岡県の小倉に用事があったので、小倉に行っていたのですが、その途中の電車の中で読んだ情報誌の中に、天山酒造の求人をたまたま発見したんです。

「これは!!」と思って飛び付きましたね。

後から聞くと、後にも先にも天山酒造が求人を出したのはこの一回きりだったみたいですね。

だから、ある意味運命だったのかなと思います。

それを見てなければ、今ここにはいませんからね。

それまでに日本酒造りにとても興味を示していたので、このチャンスを逃したらもうお酒造りに携わる機会はないかもしれないと思って、入社することに決めました。

29歳の時のことです。

お酒造りにおいて、最も辛かったこと

 

後藤杜氏

 杜氏になると造りに関する全責任を負うことになるので、プレッシャーはやっぱりありましたね。

先代が築きあげてきた評判や歴史、伝統があるので、それをなんとか繋いでいかないといけない。

そんな思いは常にありました。

それから時代の流れもあって、蔵人・杜氏の季節雇用から、正社員として通年雇用される形態も採用されるようになりました。

自分が就職したときはそのハイブリッド型のような時でした。

季節雇用の人は住み込みで半年間休みほとんどなし、正社員は定期的に土日休みがあるという働き方のスタイルの違いがあるチームが一緒になって働くというのがスケジュール合わせ的にも人間関係的にも難しいところはありましたね。

お酒造りにおいて、最も嬉しかったこと

後藤杜氏

食中酒としても楽しめる爽やかな酸が特徴の新ブランド「七田」の純米と純米吟醸を初めて市場に出した時のことをよく覚えています。

もともと「天山」と先代の社長が出された「岩の蔵」というブランドがあって、そこからまた現社長になって新たな「七田」というブランドを出すときに、社長と一緒に考え、やはり食事と一緒に合わせるときは、ある程度酸が立っていないとお料理に負けてしまうので、それを際立たせたお酒を造ろうと話していました。

今では酸があるお酒は普通になりましたが、当時は「酸」は邪魔者扱いされていたんですよ。


そんな時代に
「これは酸があるけど、とても美味しい」
と当時の時代の逆をいくお酒で認められたときは嬉しかったです。

お酒造りに込める想い・将来のビジョン

 

後藤杜氏

今までもりんご酸生成酵母や白麹仕込みなど、たくさんチャレンジしてきましたが、今は泡酒(スパークリング)も造っているので、そのクオリティをあげていきたいというのが一つあります。

もう一つは、お米や酵母などの自然の状態を極力活かしたお酒造りを行っていきたいですね。

初心に還る。原点回帰。そういうことだと思います。

最後に

2022年4月23日(土)19:00から、今回ご紹介した天山酒造の七田社長、後藤杜氏、蔵人の方々を迎え、オンライン酒蔵留学を開催!

「天山」と「七田」の2大ブランドをお届けし、全国の酒蔵留学生と共にオンライン乾杯♪

ご参加、ぜひお待ちしております♪

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