【福岡の酒蔵・若竹屋酒造場】篠田副社長の紹介記事!

【福岡の酒蔵・若竹屋酒造場】篠田副社長の紹介記事!


【若竹屋酒造場×ハンズオンローカルSAKE】


福岡県筑後エリアで最古の酒蔵と言われる300年以上である若竹屋酒造場。

九州一大きな川である筑後川と耳納連山の間にある田主丸町で醸されています。自然豊かで、フルーツの名産地でもあるこのエリアで造るお酒はさぞや美味しいのではないでしょうか?

 

今回は若竹屋酒造場篠田さん(副社長)についてご紹介!

オンライン酒造イベント参加者はこの内容をもとに、もっと聞いてみたいことを直接ぶつけてみてくださいね!

01. 蔵の概要について教えてください

 初代若竹屋伝兵衛が蔵を開いて300余年。筑後地方では最も古い蔵元ではありますが、若竹屋はいわゆる庄屋のような資産家ではありませんでした。

 

 他の酒造家が大地主であり、余剰米を酒造りにまわしていた時代ですが、初代伝兵衛は酒そのものの魅力に取り憑かれ酒造りを始めたと伝えられています。

 

現在の当主は14代目で、2021年春には15代目予定が入社します。

蔵の社員は現在8名、季節の蔵人やスタッフを入れて総勢14名

造り石数は400石ほどの小さな蔵です。

 

地元田主丸や福岡を主に酒販売をしていますが、一部のお酒は全国展開をしており、また近年は積極的に海外展開もしています。

02. 地域の特徴を教えてください

耳納連山 | 久留米の観光スポット | 久留米公式観光サイト ほとめきの街

引用:久留米観光コンベンション国際交流協会

 

 九州一の大河・筑後川と耳納連山の間に広がる筑後平野に位置する田主丸町は、温暖な気候で穀倉地帯であるとともに、植木やフルーツの産地として知られます。

 

耳納連山からの伏流水の恩恵を受け、酒造りに使う仕込水は自社内にある地下80mからの地下水です。そして酒米は基本を町内の契約農家さんに育てていただいた山田錦や夢一献を使っています。

地元の水、米を使う、そうしてmade in 田主丸の若竹屋の酒は醸されます。

03. 篠田さんがお酒造りに携わり始めたきっかけは何ですか?

私は元々は若竹屋(実家)に戻るつもりはなく、海外展開を見据えた会社への就職を希望していました。そのような希望の会社のいくつかから内定をもらい、どこにしようかと悩んでいるときに兄(当時は開発室長というよくある役職でしたね…)に相談したのが運の尽きでした。

 

 実家に戻り悩みを聞いてもらい相談し進路を決めるはずが、途中から兄の洗脳にあい、いつの間にか内定先を断り、若竹屋への入社が決まってしまったのです。

 

 その当時の話をネタに今でも兄と笑いながら飲みます。

今ではそんな洗脳してくれた(冗談ではなく本当に洗脳だったと今でも思っています)兄に感謝しています。

 

 今は仕事はキツいですが楽しいです。

「きっかけ」はこんな簡単なことでした。

04. 今まで造ったベストなお酒を教えてください

若竹屋酒造場 篠田副社長 ハンズオンローカルSAKE

若竹屋伝兵衛馥郁元禄之酒(通称:元禄酒-げんろくしゅ)

 

酒があまり強くない僕でも酒は飲みたい、本を読みながら、映画を観ながら、丸く切り出した氷を浮かべてロックで、時にはぬる燗で。

 

読みながら観ながらその折々の感情に寄り添ってくれる酒で、歳を重ねて緩くなった涙腺から出る涙を拭いてくれます。

05. 酒造りに込める想いを教えてください

若竹屋酒造場 お酒造り 酒米 ハンズオンローカルSAKE

私の判断基準は簡単です。

 

「家族・子供・子孫にとって良いことか悪いことか」、そして「若竹屋に携わってくれるスタッフ・お客さまのことを、その仕事は幸せにするか」です。

 

そういう酒造り、仕事をします。

 

06. 将来のビジョン

 若竹屋酒造場 篠田副社長 ハンズオンローカルSAKE

 モットーは、最初の一杯でなくていい、最後の一杯でありたい。

 

そのように飲んでくれる方が思えれる酒、そして飲むときに若竹屋の誰かの顔を思い浮かべてくれるような商売の仕方をしていきたいです。

 

若竹屋酒造場 篠田副社長 オンライン乾杯 酒蔵ツアー ハンズオンローカルSAKE

篠田副社長ありがとうございました!
オンラインイベントでは、若竹屋酒造場の日本酒を片手に篠田さんに直接質問することができますよ〜!

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